
久しぶりに・・・って、もう10年以上ぶり20年以上ぶりの店内は、昔とそんなに変わってないかな・・・。

いや、完成した店主好みのジグソーパズルが増えているかも。
行った時間が午後の3時と中途半端な時間だったからか、それとも春なのに寒すぎる日だったからか、店内の客は私たちだけでした。
かんからもちを2皿注文し、掘りごたつに足を入れてしばし待ちます。
あんこがふたつ、ゴマがふたつ、きな粉がひとつと5つのお餅で一皿分。お茶はテーブルの上に用意されたポットのお茶を各自でつぐスタイルになっていました。

私は、昔からかんから餅のこの「ごま」が好きなんです。
当時と変わらないお餅の柔らかさ、あんこきなこゴマの甘さ、もう懐かしさ100%!美味しい!来てよかった!
思えば・・・
卒業した高校の事務室に就職し、優しい先生方に囲まれて仕事をしていたころ、何の先生だったかな、岩村高校で研修会が行われた時のお土産にと頂いたのがこの「かんから餅」との出会いだったと思う。
その後、当時付き合っていた彼(←現在の夫)によく連れて来てもらったんですよね。
まさに青春のかんから餅です(笑)
子どもも連れて来ました。ただ子連れで外食って大変なので来ていたのは長女の時だけだと思う。それ以来だから本当に久しぶりなんですよね。
(いや、実は
ウォーキングの時にも寄ったのですが、満員で断念したことがありましたが。)

こたつはおそらく練炭ごたつ。これまた練炭の懐かしい匂いがしました。
昭和だなぁ。あったかいなぁ。

加運賀良屋(かんからや)、うどんもあります。
さて、ほっこりした気分を連れて岩村の町を歩きます。


この辺りもお雛様は旧暦で祝うのかな。商店街にはどこのウインドウにもお雛様が飾られていました。
目的の店は、もう少し上に。

写真に見る突き当りのこんもりした山には岩村城があります。この岩村の町は城下町として栄えた古い町なんですよ。
城の歴史については、各自ネットで調べて頂くとして・・・w
例えば↓こんな方↓のサイトにて。
~~という女城主にちなんだ酒が、この酒蔵にて売られているのだ。

岩村の女城主、試飲コーナーにはその中でもたっくさんの種類のお酒が並んでいます。

飲みやすい純米吟醸から、濁り酒、原酒、また辛口スッキリタイプなど、飲んでみて納得して選べます。
試飲は今回も私の役目でした。
「うわっ!飲みやすーい♡しかもしっかりお酒の味がする!」を1本と
「うぇっ!からっっ!うえっ。」を1本
合わせて2本の女城主を買いました。
写真撮るの忘れたけど、2升5合瓶のお酒もありました。2升5合って「益々繁盛(1升+1升+半升)」ってことです。開店などめでたい時にいいですね!
酒蔵の真向かいに、岩村で買い物するもうひとつの目的のカステラ屋「松浦軒」さんがありましたが、私はこれまでこの店を知らず、いつも坂を下りたところにある「松浦軒」さんでカステラを買っていたので、今回もその下のお店に向かいました。
はい。いつもの松浦軒さんに到着です。
プレーンなカステラを1本買い目的のお買い物終了です。
そうそう、坂を下る途中家具屋さんが気になっている夫がいました。
来るときも覗き込み、帰る時も覗き込むなら入ればいいのに、入らないんですよね。謎なんです。
また、別のショップに入るわけでもなく、目的を済ませたらさっさと駐車場に戻る夫、追う私。
なんか、もう少し「あそび」があってもいいのにと思うけど、まぁ昔からそうなので仕方ないね。
1時間のドライブを楽しみ帰宅しました。
じゃーん。松浦軒のカステラ
よく見ると「松浦軒本舗」と書いてあります。

酒蔵の向かいにあったのは「松浦軒本店」でした。
あらあら、2店舗あっても同じ店ではないのですね。
ネットで見たら、本店の方が歴史が長く江戸時代から、本舗は明治時代に本店から枝分かれしたお店の様です。
これまで同じ通りに2店舗あったことすら気付かず、本舗でしか買ってなかったのでした(笑)
もちろん味は美味しくてこれまでもこれからも好きです。
ん?そういえば多治見にも「松浦軒」の看板がかかった和菓子屋さんがありますが、もしかしたらこちらも暖簾分けされてきたのかもしれませんね。(今、食べログ見てたら多治見の松浦軒は「閉店」との事でした。ちっこい草餅が美味しいお店だったのに残念です。)
かんから餅も家用に買ってきました。

かんから屋さんでは、お餅も一緒に。

焼くとつきたてのように柔らかくなります。
磯辺焼きにしても美味しかったし、鍋の後のうどんに焼いた餅を放り込んで食べてもナイスでした。
よく伸びる美味しいお餅でした♡
今日は一日中雨だったけど、楽しいドライブが出来ました。
昨日のうちに〆の仕事を頑張った甲斐がありました~♪
(それからそうそう、途中でパン屋さんに寄ったんです。つづく)